サツキはアナルに軽いタッチをしたり竿の根元を指で締め付けたりしながら、口の中で俺に刺激を与え続けた。
たまらず俺はサツキの喉の奥で放出すると、サツキはそのままゴクリと飲み込んだ。
徐々に力を失っていく俺を舌で転がしながら、サツキは粘り気を全て吸い取っていく。
俺は、サツキをベッドに寝かせると、強く抱きしめてやった。
子供のように細い身体をしているが、サツキとの逢瀬を続けるうちに、女のしなやかさを十分に持っていることがわかってきた。
色白で、肌がきめ細かく、アラサーとは思えないほどすべすべしている。
胸はない。貧乳だが、乳首と乳輪は決して小さくなく、大人の女の胸をしていた。
俺は薄い胸に吸いつくと、ちょっと乱暴に胸を揉みしだき、ショーツを脱がせて、タンポンを入れたままクリを刺激して快楽に導いた。
口を半開きにして、舌をレロレロしながら、俺の舌をせがんでいる。
「佐々木さん・・・佐々木さん・・・だめ・・・もうダメです。あっ、イッちゃう・・・あ、あ、あ、イク、イクッ・・・あぁぁぁぁ…!」
サツキは俺の腕の中で身体を仰け反らせると、ビクビク震えながら身体を丸めるようにして俺の胸に顔を埋めた。
熱い吐息が俺の胸に掛かる。
「お前、今まで男と付き合った事ないのか?」
「・・・はい」
「好きな奴は?」
「・・・」
「いなかったのか?」
「・・・っと・・・ました」
俺は四つん這いになって覆い被さると、サツキの目を見つめながらもう一度訊いた。
「もう一度、言ってみなさい」
サツキは逸らしていた目を俺に向けると、思い切ったように、今度ははっきりと俺に告げた。
「ずっと、お慕いしてました」
サツキは、オフィスでの態度を変えることはなかった。
いつも通り、いつものように、ハンコをもらいに来たり、報告をしたり、指示を受けにくる。
そこには媚びた目も甘い声も感じられないが、ベッドの中でのサツキは違う。
「佐々木さん・・・女にしてもらって、幸せです」
「佐々木さんが、喜ぶなら、何でもします」
「だから、少しだけ・・・、少しだけ、佐々木さんの時間、分けてください」
飾り気のないままの指も、くっきりと浮き出た鎖骨も、肉の薄い骨盤も、だんだん愛おしく見えてきた。
おまけに、サツキは身体が細い分、あそこも狭くてよく締まる。
ホテルの前の食事も、定食屋からイタリアンやフレンチが多くなってきた。
セックスの後は一緒にシャワーを浴び、身体を洗ってやり、丁寧に拭いてやる。
サツキも、2人だけの時は腕を組んで来たり、身体を拭いてもらいながらキスして来たりしてきて甘えるようになってきた。
最近は何だか仕事の効率も良くなって、地味なままだが堂々としてきた。
メガネを取れば、元々綺麗な顔をしているので、男どもも
「サツキちゃーん、これ頼める?」
なんて話しかけるようになってきた。
愛想を振り撒くわけでもなく、サツキが事務的にそいつらの仕事を引き受けるだけで俺はイライラするようになってきた。
ヤバい・・・引っ込み思案で、大人しい
部下を手懐けて都合のいい女に仕立ててやろうと思っていたのに、俺がサツキにハマってきている。
「サツキ、今日は、大丈夫か?」
サツキの中、奥深くに突き刺しながら俺は訊いた。
サツキは素早く頭の中で、日数を数えると、
「ごめんなさい・・・今日はダメです・・・」
俺は一層ピストンを激しくしながらサツキをエクスタシーへと誘い、両手でサツキの頬を包みながら目を開けさせ、
「でも今日は中で出すぞ、いいな?」
そう言うと、サツキは喘ぎながら、
「あ、あ、はい・・・あ、んっ、いいっ!」
と答え、俺にしっかりと抱きついてきた。
サツキを
絶頂に導いた後、俺は思いっきり腰を打ち付けて、白濁した液をサツキの中で思いっきり放出した。
サツキは毎週少しずつ変わっていった。
30女が、毎日のように自分で慰めていたらしく、最初からクリでも中でもイクことを知っていたが、連続でイクことを覚えてからは、全てをさらけ出すようになっていった。
サツキの好きなコースは、最初は優しく抱き合いながらのペッティング、身体中に優しく手を這わせながら乳首を吸ったり、時折歯を立てながら、指で十分にクリを揉みほぐした後のクリニングスで最初の
絶頂。
そのまま中指で中を掻き回されながら再び昇天し、中とクリの同時攻撃で、今度は白目をむいて失神する。
そのまま暫く休ませてやると、ハッと息を呑むように目を覚まし、のろのろと身体を起こすと俺に覆いかぶさり、丹念に俺の身体を舐め回す。
最初は半分くらいしか口に入らなかったのが、今では唇が根元に届くまで喉の奥にまで呑み込む。
身体を入れ替えるように促し、シックスナインの形で俺に跨らせると、俺は亀裂に沿って舌を這わせ、包皮を剥いて直にクリを舐めたり吸ったりしてやると、俺を咥えたまま再びオルガを迎える。
「佐々木さん・・・もうダメです・・・イカせてください・・・あ、あ、あ、あーっ、イグッ・・・」
俺は、サツキの股の間から身体を起こして、うつ伏せのままのままのサツキの後ろに回り、腰を高く突き上げさせて、そのままぶち込んでやる。
同時にクリへの刺激も忘れない。
サツキは、ひぃひぃ言いながら、快楽に身を委ね、次のエクスタシーを迎えたときには、ベッドに顔を押し付けたまま、口元が緩むので、涎がシーツに小さく広がる。
それでも俺は、サツキに挿入したまま仰向けにさせると、サツキの細い足を抱え込むようにして、浅く、深く、突いていく。
サツキは、懸命に手を伸ばし、俺に抱きつこうとするので、抱えていた足を放して身体を密着させると、
「これ・・・これです・・・ああ・・・・ん、ん、ん・・・そのまま、そのまま・・・イキたい、イキたい、イキたい!あーっ!!!」
一旦身体を強張らせて、次に脱力すると、そのまま俺に抱きついたまま、いつまでも身体をビクビクと痙攣させている。
俺は、サツキに腕枕をしてやり、シーツをかけてやって、暫く眠らせる。
再び目を覚ましたサツキは、俺に手を添えながら、
「佐々木さん、まだですよね」
と言って、再び俺の股間に顔をうずめる。
すぐに復活した俺の腰に跨ると、サツキは俺を自分の中に収め、腰を上下させる。
俺も、サツキの乳房を揉みながら、下から突き上げていくと、サツキの息が荒くなってくる。
上体を起こして、サツキの乳房に吸い付くと、サツキは俺の頭を抱えながら、自分で腰を前後に激しく動かしだすので、
「あ゛あ゛ーっ」
と、仰け反る瞬間に合わせて、俺も溜まったものをすべて放出する。
サツキが、俺に覆いかぶさったまま、動かなくなると、俺は、そっとサツキを寝かしつけてやり、自分の吐き出したものの始末をする。
俺の隣で、無防備に、すべてをさらけ出したままのサツキを眺めてみると、最初より、身体に丸みを帯びてきた気がする。
相変わらず細く、微かに上下する胸の下には、うっすらとアバラが見える。
しかし、胸の膨らみは少しずつボリュームを持ち始め、陥没気味だった乳首も立派に勃つようになっていた。
気がつくと、サツキは虚ろな目で、俺を見つめていた。
少し身体をひねって俺の胸に顔をうずめると、俺の胸を吸い始めた。
「佐々木さん・・・私、何も要りません・・・。でも・・・私、佐々木さんの女ですよね・・・」
この上ない愛おしさを感じ、俺は何度も頷きながら、サツキの細い身体を抱きしめた。
一番変わってしまったのは、俺かもしれない。