エロバナ~エロいお話し~

非日常的なエッチな体験談・官能小説を集めて配信しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:-- スポンサー広告 | コメント(-)

綺麗な姉を持つ同級生の女の子の事を好きって言ったら本人に聞かれてた

中学2年の時の事。

友達「嫁の姉ちゃん噂通り綺麗だな!まじ似てなさすぎるw」

俺「俺は嫁のが好きだけど」←後ろにいるの気付いてなかった。

嫁「えっ」

この後、嫁が顔真っ赤にして号泣(嬉し泣きと驚きだったらしい)→俺焦る→先生来る→説教を食らいました。

嫁姉は中学生にしては発育が良く、細身の美人+性格良しだから俺達2年とか1年の間でも凄く有名だったんだ。

対して嫁は、丸顔+身長低め+太ってる(これには事情がある)+男勝り口調も乱暴だし、お世辞にも可愛いとは言えなかった。

その日は体育に向かう3年生を俺は友人と2人で眺めてたんだ。

確か夏だったんだけど、俺達のクラスは1階にあったから、教室を背にして窓枠に腰掛けてた。

で、その中に友達と談笑してる嫁姉の姿を発見。

すぐに友人は鼻の下を伸ばして可愛い可愛いって言ってた。

俺も美人だとは思ってたんだけど、嫁の行動を思い返してたんだよね。
口調は荒いけど、気遣いが出来る子だったし、嫌な事も多少の文句はあれど

「しょうがねぇなー!」

って笑顔で引き受けてるのは知ってた。(偶然小3からずっとクラスが同じ)

簡単に言えば愛嬌があったんだな。

そんな事を考えてたら、ぽろっと口から出た言葉がさっき書いたものだった。

こんな事言ったらあれだけど、別に好意があったわけじゃないんだ。

ただ、いい奴だよって言いたかったんだと思う、嫁にもいいとこあるよって。

そしたら嫁の声が聞こえたんだ。

真後ろから2人して振り返ったね、そしたら口あんぐり開けたままの嫁がいたのさ。

そのまま固まってたと思ったら今度はプルプル震えだした。

で、どんどん目がうるうるしてくるんだよ。

どうしていいか分からなかった。

嫁の頬っぺた揺れてるなーとかもう少し痩せたらいいのにとか失礼な事考えてたら、子供みたいに泣きだしたんだよ。

もう本当に焦った、焦り過ぎて学ラン脱いで顔ゴシゴシ拭いてやった。

だって中2だぞ?

恋愛経験なんてないガキには泣いてる女の子を慰めるなんてレベル高過ぎ。

そうこうしてるうちに誰かが先生呼んだのかな。

気付いたら担任が嫁の背中擦りながら

「大丈夫か?」

とか言ってた。

そして俺は違う先生に事情聴取されて、

「どんな事情があれ女の子泣かすな!」

って説教されて解放。

嫁は目真っ赤にしながらよく分からんまま謝りにきた。

で、数日は本当に何もなかった。

変わったのは席替えの時、嫁と隣の席になったんだ。

ちょっと気まずかったけど、嫁の方から

「警戒すんなw」

って言ってくれて、それからちょこちょこ話すようになった。

女の子らしさとは無縁の嫁だったからか話しやすかったよ。

昼休みに昼寝してると授業始まる前に探して起こしに来てくれたり、給食で出たピーマン食ってやったり。

だけど、俺達の関係は学校の中だけのもので、特別遊びに行くとかはなかったんだ。

事態が進展したのは中学3年の時、嫁が学年の女子全員からハブられた事から始まった。

俺が気付いたのは、もう味方が誰もいなくなってたから。

理由は、恐らく学年でイケメンって有名だったSと仲良くしてた事だと思う。

中学生の女子ってのはくだらない事で団結するものだ。

嫁はずっと明るく振る舞ってた。

「勘違いされるのは仕方ない」

って笑ってた。


でも、分かるだろうけど、そんな事は長く続かなかった。

男友達が減らなかったのも女子達の気に障ったんだろう、それからは俺も避けられた。

親にも相談していなかった嫁は学校には来てたが、教室に入れなくなった。

保健室って手もあったんだろうが、親に話がいく事が怖かったんだと。

嫁は先生に見つからないように校内をうろつく日々。

雨の日だったかなぁ?

遅刻した俺は、昇降口で暇を潰してる嫁を見つけたのよ。

1時間目は始まってる時間帯だったと思う。

嫁「あ・・・よ、よっ!w遅刻とはいけませんなーw」

俺「お前こそサボりじゃねーか」

嫁は少し目を逸らしたけど、すぐに明るく話しかけてきた。

若干気まずかったものの、前みたいに返せた自分を内心褒めてた。

その後、ここじゃ長話出来ないなと思って美術準備室に移動して久しぶりに沢山話した。

嫁「自分に自信が持てないんだよ、女の子らしくしたってやっぱりお姉ちゃんみたいにはなれないし。でも、だからって言って男の子みたいにしても女子からは反感買うんだねw勉強になりましたw」

俺「別に嫁らしくしてればいいじゃん。女子の言ってる事なんか気にすんなって」

嫁「・・・あははw俺は男の子だから分からんのだよw女子は結束力が高い生き物なんです。怒らせたら一環の終わりやで!きゃー怖いw」

俺「だからってこのままじゃ駄目じゃん。高校でも同じ事あったらどうすんの?こんな風にしてんの?」

嫁「・・・」

嫁姉へのコンプレックス、今の状況、親へ言えない苦しさ。

色んなもん悩みがあったんだろうに、それを言わず人の顔色ばっかり窺ってきた嫁。

そんな嫁に勝手に苛立って、ついキツく言った俺に対して嫁は黙り込んだ。

ずっと俯いたままの嫁に俺はどうしていいか分からなかった。

俺「あの、ごm」

嫁「そんなの分かってるよ!!!」

謝ろうかと口を開いた俺の言葉に、嫁は声を荒げて被せてきた。

嫁「そんなの、私が一番分かってんだよ!でもどうしようもないじゃん!話しかけたって無視されるんだよ!?謝りたくても出来ないし、どうしたらいいんだよもぉぉぉぉ!」

嫁の鬱憤が爆発した、そう思ったよ。

いつも強気な嫁、明るくしてた嫁、自虐ネタで笑わせてくれた嫁。

それは全部無理してたものだと、その時になってようやく分かった。

涙ぼろぼろ溢して泣く姿は1年前に見たものと同じで、本当は泣き虫で弱い普通の女の子がそこにいた。

俺「そんなに辛いなら俺といたらいいじゃん」

嫁「ぅえ゛?」

俺「だから!俺と同じ高校行けばいいじゃん。そしたらまたこういう事あっても俺が一緒にいるし、嫁も無理しないでいられるじゃん!」

泣いてるせいでぐしゃぐしゃになってる顔をこっちに向けたまま嫁は固まってた。

前もこんなんだったなーとか関係ない事考えながら必死に嫁を説得した。

何で必死になってるのかは分からなかった。

嫁を泣きやきませたかったのかな?

けど、実際は逆効果だった。

嫁「何で、何でそんな嬉しい事言ってくれるの・・・俺はいっつもそうやって私を泣かすんだああああうおおおんうおおおん!!!」

俺「2回しか泣かせた事ないだろ!盛るんじゃねーよ!」

嫁「俺が知らないだけだよおおおうおおおおおん!!!」

とまぁ、こんな感じで騒いでたもんだから先生に見つかりまして、今度は2人でお説教を食らった。

嫁は担任と話し合い、無理じゃない程度で授業に出る事を約束させられてた。

その言葉のおかげか、徐々に嫁は教室に姿を見せるようになっていった。

女子との仲は微妙だったが、まぁなんとかなった。

問題は俺、あの日の事を思い出すと猛烈に恥ずかしくなって上手く話せなくなった。

そんなこんなで卒業式を迎えちゃったんだよね。

高校はなんと別々w

お互い実業高校だったけど、嫁は家から3時間はかかる遠い高校だった。

式も無事に終わってほとんどの奴が別れを泣いてる中、嫁は先生達に頭を下げてた。

受験の事だったりなんだり世話になったから、その礼をしにいってたらしい。

しばらくして嫁が俺のところに来た。

嫁「俺!あー、その、なんだ・・・この2年色々ありがとね?俺がいてくれてたから私なんとかやってこれた。本当に助かったよ」

俺「お互いさまじゃね?俺も宿題とかで助けてもらってたしw」

嫁「あんた、高校ではちゃんとやりなよ?w高校違うんだから助けてあげられないんだからねw」

俺「そっちこそ泣くなよー?泣き虫w」

嫁「ばっかじゃないのwww誰が泣き虫だよもう、も・・ばかぁ・・・泣かすなよぉ・・」

俺「何でこのタイミングなんだよw泣くなってw」

嫁「だってぇ・・こんなに俺の事好きなのにぃ・・・離れたらきっと私の事忘れちゃうよぉぉぉ」

本当にいきなりだった、近くにいた友人もビックリしてた。

嫁「お姉ちゃんみたいに可愛くないし・・・ひっく、豚だし、何の取り柄もないけど、・・好きになっちゃんだよぉ・・・ごめんなさいいいいうわあああああん!」

俺「えっ?えっ?えっ?」

嫁「め、め、迷惑だって分かってるけど、・・好きなの、許してええ!俺大好きだよおおおお愛してるよおおおおうわあああああん!」

俺「わ、分かった!分かったって!泣く事ないだろ馬鹿!嫁はちゃんと可愛いって!」

もう周囲の注目の的、先生を始め同級生皆ぽかーん&にやにや。

その後泣いてる嫁を何とか泣きやませ、改めて俺から告白し成功。

順調に付き合い、嫁が県外の大学に行った4年間は遠距離過ぎて危なかったけど、大丈夫だった。

その後結婚し共働きしながら可愛い長女を出産。

3年後に長男、今は泣き虫なのを隠して育児と家事に終われてるw

泣き虫で意地っ張りで甘え下手で、でもいつも一生懸命な嫁は可愛くて仕方ない。

こんな駄文に長く付き合っていただきありがとうございました。

最後に嫁が太ってた理由。

嫁はダイエットしたかったんだけど、ご飯を減らすと何故か両親から物凄く心配されて食べなきゃ!って気持ちが強くなってなかなか痩せられなかったんだ。

だけど、高校で特殊な運動部に入ったから、今はちょうどいいくらいになってるよ。
関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



検索フォーム
QRコード
QR
フリーエリア