友達B「はい!どーも!!こんにちわ!」
ここは
カラオケボックスだ。
友達Bに
ナンパに誘われると大体ここだ。
女だけで来てる部屋に突撃して
ナンパするのである。
成功率はそこまで高くないがそこそこ成功していた。
今日はJK3人組の部屋に突撃して成功した。
友達B「○○歌ってよ~俺超好きなんだよね」
突撃が成功しても相手に歌ってよと言われるまで歌わず盛り上げるのが鉄則だ。
歌いたい女の子にしたら男が入ってきて歌える時間が少なくなり不満な気持ちになるからだ。
事前に窓から品定めをしていたので可愛い子ばかりだ。
その中の1人が今回の話のパートナー、マミと呼ぶ。
マミは当時ケリーチャンにそっくりで、友達Bはマミの事をケリーチャンと呼んでいた。
ここまで読んでくれてる方は分かると思うが、俺は綺麗系がタイプ。
当然俺の狙いはマミだ。
あらかじめ合図で自然に友達Bと狙いの子を教え合う。
友達Bはギャルが好きなので、大抵は狙いが被る事はなかった。
今回も友達Bはギャル狙いだった。
カラオケを楽しみメアド交換した。
後は個人の力量で女の子をものにするだけだ。
マミとの付き合ったきっかけは覚えていないが、俺も友達も
カラオケボックスにいたお目当ての子と付き合う事が出来た。
当時まだモテていなかったため、こんな可愛い
彼女ができて高校1年の間で1番嬉しかった。
マミと付き合って分かったんだが、この子は凄く変わっていた。
例えばデート中に。
マミ「俺ちゃ~ん、ちょっと」
俺「ん?どうした?」
耳打ちする仕草をするので耳を預けると。
マミ「ゴニョゴニョゴニョ」
言葉でゴニョゴニョ言ってくるのだ。
正直意味が分からなかったが、俺も合わせてゴニョゴニョって言ってた。
俺の地元では変わったラブホテルがある。
そこはビジネスホテルのようなラブホで、受付を済ませると高級ホテルのロビーのような大きい水槽が置いてある待合室で部屋が空くまで待つのだ。
今で言うと、スタバの形のテーブルと椅子が並んでる待合室だ。
仕切りなどはなく、これから愛し合うカップルの顔が丸分かりなのである。
マミと初めてエッチする時にそのホテルを使った。
待合室で待ってる時に俺はこれからこの女とセックスするんだ!と優越感に浸っていた。
胸はAカップだった。
エッチしてる最中もゴニョゴニョ耳打ちしたりしてくる。
本当に変わった子だった。
しかし、初めてのエッチは最高の時間を過ごせた。
マミと付き合って数ヶ月、ケンカもする事なく順調に付き合っていたかに見えた、しかし、別れは突然やってきた。
マミ「俺ちゃん、別れて欲しいの」
俺「えっ!?なんで?俺なんかした?」
マミ「俺ちゃんは悪くないの。好きな人ができちゃったの」
その一言は俺の心臓を抉るには鋭利すぎた。
マミと別れたショックで落ち込みまくった。
未練タラタラのまま1ヶ月ほど経ったある日、友達Bから驚く話を聞いた。
友達Bはマミの友達と未だに続いてる。
友達B「聞いてくれ、
彼女が告白されたみたいだ」
俺「え?誰に?」
友達B「お前の元カノのケリーチャンにだよ」
彼女は
バイセクシャルだった。
友達Bの
彼女は告白を断った。
今現在
彼女はショップ店員をやっているが、彼氏・
彼女どちらと付き合っているのかは俺は知らない。
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