ズボンを下ろしフェラチオ
ズボンをおろし「さあ、お舐め」「早速、舐めてもらおうか」
三杉課長はイスに背もたれをして、腰を突き出しました。スラックスのチャッは開き、そこからは黒々とした男の逸物が毒々しく生えています。私はフロアに両膝をつきました。逸物を右手で握り、左手で垂れてくる黒髪をかき上げながら、硬直した亀頭を唾えます。「むふふ……いいぞ。麻丘くんのフェラチオは、一回ごとによくなっていくな……」
課長の声が、オフィス内に広がります。午前七時三十分。九時半始業のオフィスには、誰もいません。私たち以外には・・・。私は、ぴちゅぴちゅとねちっこい音を響かせながら、亀頭をしごいています。
舌先は頭の切れ口をいじったり、ウラ筋をくすぐつたり、確かに、課長の言うとおり、フェラチオをするたびに、うまくなっているでしょう。
「とにかく、早く終らせたい……」
という私の気持ちが、知らず知らずのうちにテクニックを磨いたようです。
「んくっ、んくつ、んくっ……」
「ふむむ……こいつはたまらん!」
課長は快美に表情を歪めながら、腰を動かします。先っぽが喉の奥にめり込み「うえっ‥」ともどしそうになりますが、私は吐き出しません。亀首の張り具合を確かめると、今度は横唾えして、茎をこすります。ただ口の中で動かすより、茎責めを時折、挟んだ方が、より早くイクということに、いつの頃からか気づきました。
「うう……くっ……来るぞ!!」
課長の腰がせり上がりました。私は再び亀頭を唾え、頼をすぼめて、スパートをかけました。
「むふっ、むふっ、うう……はうううっ!!」
ビククッ……と肉棒が波打ちました。スペルマが、私の口の中いっぱいに飛び散ります。
本当は吐き出してしまいたいのですが、課長は、私がスペルマを飲み干して、濡れたペニスを唇で拭うまでは、私の頭をつかんでいる手を離してくれないのです。私は、苦しくてたまらない白汁をごくりと流しこみました。
ペニスもすっかりきれいになると、課長は満足気な顔で、しぼんだ肉棒をスラックスの中にしまいました。
「ごくろうだね、麻丘くん。今日は夜、残業してもらうから」
と言うと、席を立ち、オフィスを出ました。課長のいなくなったオフィスは、まるで何事もなかったように、静まり返っていました。私は、入口近くの自分の席に戻り、力なく椅子に座りました。そして、両肘をついて、指を組んだ手の甲に、額を乗せました。
(もう……イヤッ……)きゅっと瞼を閉じると、涙粒が机の上で弾けりました。
いつまで、こんな状態が続くのか…‥・考えれば考えるほど、つらく、悲しくなってしまいます。それだけではありません。イヤイヤ受け入れてた課長のはずなのに、このごろでは、課長のプレイに感じはじめているのです。
今ほど、女であることを悲しく思ったことはありませんでした……。けど、仕方ないのです。もし、課長の申し出を断われば、私は刑務所に行ってしまうかもしれないのです。
2/6へ続く
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